「私にも過払い金がある?」「過払い金って本当に戻るの?」
その疑問を解決する一番の答えは、今すぐ行動することです。
過払い金は、本来支払わなくて良いあなたのお金です。
そして過払い金返還請求は、法律で認められた正当な権利です。
ここでは難しい言葉を一切使っていません。過払い金について正しい知識を身につけ、不当に取立てされたあなたのお金を取り返しましょう。
1.過払い金返還請求とは
そもそも「過払い金とは?」非常に簡単に説明すると、貸金業者が違法な金利で貸し付けていた利息のことをいいます。もちろん違法なので返してもらうのが当たり前です。そして、過払い金を返してもらう手続きのことを「過払い金返還請求」といいます。
過払い請求は法律で認められた正当な権利です。あなたのお金が戻ってくるという最大のメリットがありますが、多少のデメリットやリスクも存在します。誰でも簡単にわかるように解説していきます。
メリット | デメリット |
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2.過払い請求のメリット
2-1.あなたのお金が戻ってくる
過払い金請求の最大のメリットであり目的です。重要な点なので何度も言いますが、過払い金はあなたのお金です。返してもらうのが当たり前なのです。
ある弁護士事務所の1人あたりの過払い金返還額は平均100万円とも言われています。長い借金生活で思わぬところに過払い金が発生しています。何も行動しなければ100万円をドブに捨てるのと同じです。
2―2.ブラックにならない、官報に載らない
法律で認められた正当な権利のため、借金完済後の過払い金請求はブラックリストや官報に載ることは無いので安心してください。
2-3.家族や勤務先、近所にもバレない
手続き書類を発見されたり、あなたと弁護士のやり取りを誰かに知られない限りバレることはありません。したがって、家族や会社、勤務先に内緒でできます。
もしも会社にバレたとしても、過払い請求したことを理由に解雇することは労働法で禁止されています。
3.過払い請求のデメリット
4つ目のデメリットに関しては、借金「完済後」と「返済中」で違いがありるので注意してください。
3-1.過払い金が戻ってくるまでの期間がかかる
手続き開始からあなたの手元にお金が戻ってくるまでの期間は3~8ヶ月程度かかります。なぜこれほど時間がかかってしまうのでしょうか?
答えは、消費者金融などの貸金業者が払いたくないので、返還までの期間を先延ばしにしてくるからです。そして、「早く返して欲しければ、50%だけ」と返還額の値引きをしてきます。
他のサイトで「自分で過払い金請求をする方法」などをよく見かけますが、素人がすると必ず失敗するので絶対に止めてください。実績のある弁護士に依頼しなければなりません。
3-2.弁護士費用がかかる
過払い請求手続きの弁護士費用の相場は、取り返した額の約20%です。法律事務所によって、着手金、成功報酬金も必要な場合があるので、必ず無料相談のときに確認すること。
過払い金100万円が戻ってきて、弁護士報酬20万円は高いでしょうか?安いでしょうか?費用だけで弁護士を選んだ結果、失敗に終わるケースが何件もあります。
過払い請求には高い交渉力が不可欠で、実力が無い弁護士に依頼すると返還額は少なくなり、結果的に大きく損します。目先の金額ではなく、将来をイメージしてください。
3-3.過払い金は時効10年の期限付き
過払い金には、最後に取引した日から10年の時効があり、時効期限10年を迎えると過払い金を取り返すことは不可能になります。
さらに、倒産した貸金業者はどうすることもできません。あの武富士の倒産は「過払いによる負債」が大きな要因のひとつであることは間違えありません。倒産する前に行動してください。
あなたに過払い金があるか調べるには複雑な計算が必要です。自分で判断せず、今すぐ弁護士に無料相談してください。
3-4.借金が残る場合、ブラックリストに5年間登録される
「借金完済後」もしくは「返済中でも過払い金が戻れば完済できる」というケースではブラックになることはありません。「過払い請求したらローンが組めない」なんてことにならないので読み飛ばしてください。
問題は「現在借金を返済中で、過払い金が戻ってきても借金が残ってしまうケース」はブラックリストに5年間登録されます。※任意整理と同じ扱いになる
ブラックリストとは、信用情報機関に「あなたが債務整理をした」という信用情報が登録されることをいいます。
この信用情報はすべての貸金業者(金融機関)で共有され、キャッシングなど自己破産後の借り入れができなくなり、自動車ローンの審査も通りません。
ブラックになるとできないこと
- 消費者金融や金融機関でキャッシングなどお金の借り入れはできない
- 新規でクレジットカード作成ができない
- 住宅ローンや自動車ローンを組めなくなる
4.過払い金はいつから発生している?
過払い金が発生している可能性があるのは、「いつからの借り入れ」で「どんな人が対象」となるのでしょうか?
過払い金の原因となったグレーゾーン金利の廃止を目的に出資法が改正が決まったのが2007年、完全施行されたのが2010年6月18日。
そのため、2007年~2008年に大手の貸金業者や金融業者は違法な金利を止めました。
大手消費者金融の金利引き下げ日 | |
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アコム | 2007年6月18日以降 |
アイフル | 2007年8月1日以降 |
プロミス | 2007年12月19日以降 |
武富士 | 2008年1月25日以降 |
つまり、2007~2008年以前に20%を超える高金利でお金を借りた人全員に過払いの可能性があります。借り入れを繰り返し、長い間返済を続けている人ほど過払い金が発生している可能性が高く、過払い金額も大きくなります。
2017年~2018年で時効10年を迎えるので、今すぐに無料相談をおすすめします。
最近では、過払い金計算ソフトで簡単に過払い金を無料シュミレーションしてくれるサイトもありますが、実際の計算は非常に複雑で借金額や期間だけで計算できるものではありません。
自分で判断するのは危険です。少しでも可能性がある人は、無料で弁護士に相談しましょう。
5.無料相談から過払い金返還までの流れ
6.まとめ
- 過払い金はあなたのお金。取り返すのが当たり前
- 過払い金には最終取引から10年の時効があるので、今すぐ行動
- 自分や司法書士はNG、必ず弁護士に依頼
- 過払い金が戻っても借金が残るとブラックリストに5年登録される
大切なので何度でも言います。過払い金はあなたのお金です。過払い金返還請求は、法律で認められた正当な権利です。
迷っている間にも過払い金を取り戻すチャンスが少しずつ失われています。少しでも可能性があるなら今すぐに信頼できる弁護士に無料相談することです。