借金返済のコツ3つ

借金を早く返済して解放されたい

そんなあなたに5つのコツを解説します。誰にでもできる簡単な方法ではありますが、楽ではありません…面倒くさいです。しかし、実践することで確実に借金完済に近づくことができますよ。

1.実践前の心構え

借金返済をスムーズにできない人の共通点を知っていますか?

答えは、お金にルーズなことです。

どんぶり勘定、その場しのぎ、自分より下の人と比べる、なんで自分だけ?と思う、のど元過ぎれば…etc、厳しいことを言うようですが身に覚えありませんんか?

借金はすべて自分の責任です。それを見て見ぬふりをしたり、他人のせいにしても借金は無くなりません。まして、救世主が突然現れて代わりに借金を返済してくれるわけもありません。だから、あなたの借金はあなた自身で解決するしかないのです。

ここまで大変失礼なことを言い、すみません。ただ、ここから解説する5つのコツは強い意志が必要なのです。

  • 借金に慣れないこと
  • 新たな借金をしないこと

この2点を厳守し、完済を目指しましょう!

2.借金返済5つのコツ

コツ1.借金の総額を明確にする

債権者 借入残高 月返済額 金利(手数料)
アイフル
カードローン
30万円 11,000円 18%
アコム
カードローン
20万円 9,000円 18%
モビット
キャッシング
40万円 15,000円 18%
楽天カード
リボ払い
10万円 5,000円 15%
合計 4社 100万円 40,000円

今現在の状況を明確に把握しましょう。どこにいくら支払いしていて、残債はいくらなのか?1円単位までキッチリと計算してください。「だいたい…」「~万円くらい」ではダメです。

コツ2.完済日、支払総額を調べる

債権者 返済回数 支払予定総額 利息
アイフル
カードローン
36回 388,683円 88,683円
アコム
カードローン
28回 245,093円 45,093円
モビット
キャッシング
35回 514,649円 114,649円
楽天カード
リボ払い
24回 11,5782円 15,782円
合計 4社 36ヶ月 1,264,207円 264,207円

借入先ごとにこのままの返済を続けると何年何月に完済し、それまでにいくら返済するのかを調べてみてください。「返済シミュレーション」などで検索すると自動で計算してくれるサイトが出てきます。

上記の例では、完済まで丸3年かかり、264,207円も利息を支払うことになります。金利18%で100万円借りても単純に118万円返すわけではないのです。ほとんどの方が借りた金額に比べ、利息の金額が大きいことに驚く事でしょう。

この計算は、あなたの現状を知ってもらうほかに、どれだけ借金返済が大変なことで、どれだけ借金にリスクがあるか理解してもらうためのものです。

銀行定期預金で100万円預けても、1年でたったの利息2,200円(利率0.220%)しかもらえない時代です。そう考えると、借金の年利15~18%は高すぎます。

コツ3.家計簿をつけて収支を見直す

「借金返済のコツは収入を増やすこと!」なんてバカげたことを書いてあるサイトを見かけます。よく考えてみてください、収入を増やそうと思って簡単に増えるなら借金なんてしませんよね。

身の回りの本やDVD、家電や家具をブックオフやリサイクルショップに売る?それでいくらになりますか?来月はどうするのでしょうか…

お金は全然貯まらないのに、無くなるのはあっという間。その場しのぎの方法や夢のような考え方では無理なのです。

まず、たった1ヶ月だけでいいので、騙されたと思って家計簿をキッチリつけてみてください。無駄な出費の改善につながるのはもちろん、お金に対する考え方が変わります。今どきは、無料の家計簿アプリも多数あります。

コツ4.現実を受け入れる

ここまででどうでしょうか?それがあなたの現実です。

完済の目途がついたのなら素晴らしいことです。反対に「このままでは完済が難しい」と、厳しい現実を目の当たりにした人もいるでしょう。

申し訳ありませんが、もっと残酷な事実をお伝えしなければなりません。

決して、さじを投げるわけではありませんが、私はあなたを助けることができません。もっと言えば、いつか誰かがあなたを助けにきてくれることもないのです。

このことを絶対に忘れないでください、あなたの借金問題はあなたが解決しなければなりません。

コツ5.現実的な返済計画を立てる

返済計画は「元金を確実に減らす」ことを中心に考えます。毎月の返済額ばかり考えていても、元金が無くならない限り利息が増え続けるからです。

残債が少なく完済が近い、もしくは金利が高い債権者を優先した計画を立てましょう。ボーナスや臨時収入があれば繰り上げ返済で、できる限り早く返すことを心がけます。

ただし、ムリな返済計画で遅延や延滞をしてしまっては、年利20%以上の延滞損害金が発生することがあるので慎重に。

3.おまとめローンはデメリットだらけ

借金苦から解放される魔法のような宣伝文句のおまとめローンは借金を増やしたい人向きです。必死で借金完済を目指す人にとってメリットをあまり感じられず、リスクが非常に大きいのです。

3-1.借金そのものは1円も減らない

おまとめローンは「借り換え」や「一本化」とも呼ばれ、あたかも借金が減るような錯覚にとらわれますが、元本は1円も減りません。そのうえ、事務手数料、印紙代、ATM手数料などがかかるケースがあります。

3-2.毎月の支払額は減るが、完済日が遠のき利息が増える

返済額と返済回数、返済総額

毎月4万円の返済が半分の2万円になれば、月々の生活は楽になるでしょう。しかし、完済日は5年以上遅れ、利息は1.5倍になります。

3-3.金利は下がっても利息が増える可能性が高い

一本化で金利が下がることは良いことでが、金利が下がっても毎月の支払額は絶対に減らさないでください。

返済期間が長びいた分だけ利息が発生します。おまとめローン業者や銀行はこの利息で利益を得ているのです。

完済する頃に「結局、金利は下がったけど返済総額が増えたし、期間も長くなってしまった」という失敗事例が多発しています。現状で返済が困難な場合は、将来利息がカットされる任意整理を検討してください。

3-4.新たな借金の誘惑が増殖する

A社 B社 C社の借金をE社に一本化した。

この場合、ABC社の借入額はゼロになるので、また限度額いっぱいまで借りることができます。

まだ借りられる…安心♪」と勘違いしてはいけません。借金地獄への入り口を自ら増やしただけなのです。

3-5.月1払いで管理しやすくなる…は完全にデメリット

問題:次のうち、お金をたくさん使ったのはどちらでしょうか?

  1. 現金払いのみで1ヶ月間生活
  2. カード払いのみで1ヶ月間生活

正解はBです。

人は何かを失うことで心に痛みを感じることが心理学の研究でわかっています。

現金払いなら、財布からお金を失うたびに心が痛みます。金額が大きければ痛みも増します。

一方、クレジットカード払いは口座から自動で引き落とされるので、買う瞬間は痛みが薄いのです。なおかつ、先送りされた1ヶ月分の痛みは一括請求なので1回だけで済みます。

つまり、おまとめローンは「痛みの回数」と「金額の痛み」を心理的に誤魔化しているだけで根本的な解決にはなりません。

そもそも「支払の手間が少なくなったから頑張って早く返そう」なんて思いませんよね?痛みを感じてモチベーションを維持するためにも、月の支払い回数は多い方が良いのです。

4.まとめ

ここまで読んでいただいたのならおわかりですね。

借金返済のコツは、「現状を把握し、現実を受け入れ、あなたが行動を起こすこと」です。

安心してください、あなたの行動に迷いがなければ借金問題は必ず解決します。